【速報】HoloLens 2を使った遠隔体験授業の生徒アンケート結果

本日実施した遠隔体験授業に対する生徒の感想は以下のようなものでした。総じて、MR技術を用いた遠隔体験授業は、コロナウイルス感染症の状況下においても、高い授業効果を持つことが示されました。

今回は、教室で教師と生徒が向き合うような「対面」式ではなく「遠隔」式の授業でした。

遠隔式であるために学習がわかりにくいということはありましたか？

 遠隔式であるためにストレスはありましたか、あればどれくらいですか

今回の授業では、従来の教材ではなくMR技術を使った教材を使いました

通常の教材と比較して、学習内容はわかりやすかったですか

授業に対する学習意欲は高まりましたか

普段の授業と比較して、授業に集中することができましたか

従来のVRゴーグルは密閉していて外の世界がまったく見えないため装着して歩き回るのが怖いという方がいらっしゃいます。今回のMRゴーグルについてはいかがでしたか？

MR技術を使うと、3次元の磁界のまわりをぐるっと回って見ることができました。目新しかったですか

他の学習内容についても、今回のようなMR技術を使った授業を受けたかったですか

操作方法は「つまんでみて下さい」としか説明しませんでした。動かしたり回転させたりする方法は分かりやすかったですか？

今回の授業は、「映像」型の一般的な遠隔授業ではなく、「体験」型の遠隔授業でした

「体験」型の方が、学習した内容が定着しやすいと思いますか

「体験」型の方が、満足度が高いと思いますか

最後に

今回の授業では、磁石の世界だけでなくアプリ開発の方法や数学や物理といった授業がどのように役に立つのかについても、説明しました。これによって、あなた自身の学習に対する意欲は変わりましたか。

結論

HoloLens 2を使った遠隔体験授業は以下のようにまとめられます。

• MR技術を使った授業はわかりやすい、授業に集中できる
• 遠隔式であるためのストレスはほとんどなかった
• オンライン映像と比べ、学習内容が定着するし、満足度が高い
• 従来のVRゴーグルと比べ、怖さはまったくない
• HoloLens 2の操作方法はわかりやすかった
• 全員が、他の学習内容についてもMR技術を使った授業を受けたい
• 自身の学習に対する意欲は高まった

すなわち、MR技術を用いた遠隔体験授業は、コロナウイルス感染症の状況下においても、高い授業効果を持つ、とまとめられます。

今回の遠隔体験授業にはとてもたくさんの方々の厚いご協力を頂きました。特に愛知総合工科高校の川田大介先生には、大変お忙しいのにもかかわらず、最初からとても前向きに協力して頂きました。心より感謝申し上げます。