本日、弊社の経営方針とSDGsへの取り組みを以下のように策定いたしました。弊社のことが、皆さまにとってわかりやすくなりましたら幸いです。ご不明な点・ご意見などありましたら、ぜひコメントを下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
経営方針
ミッション
途上国を含めた世界の科学・技術の教育に貢献する
理念
MR技術とセンサ技術を用いた教育を開発し、未来の教育に貢献する
ビジョン
MR技術をセンサ技術を用いた教育は、より多くの人が技術や工学を深く理解することを助け、社会を発展させる
なぜなら従来の科学教育では、多くの概念(例えば物理式など)は目に見えなかったり現実感がなかったりして学ぶ(教える)のが難しかった。しかし、例えば音は波であることや力はベクトルであることなど、科学概念は私たちの身近な現象を説明するものである。MR技術とセンサ技術を用いれば、そのような身近な現象を、例えば音が波として伝わっていく様子や力がベクトルとして合成される様子を体験することができる。すなわち、科学概念をわかりやすく学ぶ(教える)することができる。
バリュー
- 現場主義(教員・生徒の方々の声に耳を傾け、その方々が他者に勧めて下さる製品を作る)
- 情熱とビジネスの両立(生徒たちの笑顔・社会の発展が加速される市場をつくる)
- 挑戦の組織化(周りの方々を仲間に引き込みながら前例のない提案を行う)
SDGsへの取り組み
フィール・フィジックスは、SDGsの以下の目標に取り組みます。
- 第1目標(あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる)
- 第4目標(すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する)
- 第9目標(強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
(優先課題の選択)
しかしながら以上のうち第1,第9目標については、現状では弊社の能力で直接取り組むことはできません。そのため、現在弊社は第4目標に集中して取り組んでおります。この取り組みを進め、市場を活性化し、より安価な製品が生まれてくることにより、間接的ではありますが、第1,第9目標に取り組むことにつながると考えております。
(目標の設定)
弊社の目標は第4目標の内の第7項目「持続可能な開発のための教育」です。
- その内の「持続可能な開発のために求められる原則、価値観及び行動が、あらゆる教育や学びの場に取り込まれること」を目標とし、
- そのために「単に知識の伝達にとどまらず、体験、体感を重視して、探求や実践を重視する参加型アプローチをとること」を手段として、
- 「体系的な思考力(問題や現象の背景の理解、多面的かつ総合的なものの見方)」を育む活動を行っていきます。
(KPIの選択)
- 弊社教材を使用してネット・プロモーター・スコア(NPS)が0以上だった学習者の年間人数(目標:10万人)
- 弊社教材を使用して概念指標 (CI:Concept Inventories)のゲインが一定値以上であった学習者の人数(目標:10万人)
(パートナーシップ)
弊社は教育機関、特に中学・高校・大学段階の教育機関に対し、積極的に弊社のサービスを提供し、対象団体の指標の向上に貢献します。
(報告)
弊社は前述のKPIについて、定期的に公表します。
(参考文献)
- SDG Compass 日本語版
- Quick Guide to Education Indicators for SDG 4
- ESD(Education for Sustainable Development):文部科学省
- 誤概念診断ツールとしてのFCI
以上です