3Dプリンターで作った教材を、親子や理科の先生方に見てもらう機会がありました。骨を触って確かめたり、車を何度も転がしたり、立体地図を囲んで街の話をしたり。教材をきっかけに、いろいろな会話が生まれました。
「未来の物理教育を創造する」フィール・フィジックスの植田です。
10月11日は、栃木で開かれた科学教育研究協議会の関東ブロック集会へ。お楽しみ広場で教材を展示し、主に子連れの保護者の方々に見てもらいました。
そして16日は、私が所属する南多摩理科サークルの例会で、理科の先生方に渋谷の立体地形図を見てもらいました。
栃木で、触って、転がして、確かめる
栃木で紹介した教材の中から、反応が印象に残ったものを4つ紹介します。
実物大の手と肘の骨

右手の骨の模型で、小さい子と握手したり。「手のひらを触ってごらん」と声をかけると、自分の手と模型を見比べて「本当だ!」。
実物大なのが、いいんですよね。自分の体とそのまま比べられます。
直径15cmの月

「ツルツルの面が表です。ウサギは見えますか?」
こう声をかけながら見てもらいました。意外にも、幼児に受けていました。
坂を自分で登る車

ダブルコーンという、坂を登っていくように見える教材です。
小学校高学年くらいの子がはまって、何回も何回も転がしていました。「将来、物理って科目で教わるよ」と伝えておきました。
渋谷の立体地形図

約45cm四方の模型に、代々木公園や原宿、青山などの街並みが広がっています。
保護者の方には、こんな話をしました。
「学校に3Dプリンターが1台あれば、その学校の周りの立体地図を作って、社会や理科の授業に使えます」
そう話すと、強くうなずいてくださる方がいました。身近な街を教材にすることに、関心を持っていただけたのが印象に残っています。
南多摩では、地形図を囲んで街の話に
南多摩理科サークルの例会には、渋谷の立体地形図を持っていきました。15cm角の模型を3×3枚に並べた、約45cm四方のものです。
理科の先生方に見てもらうと、街の話で盛り上がりました。こちらでも、とても好評でした。
模型を囲んで、同じ場所を見ながら話ができる。立体地形図の面白さを、あらためて感じる時間でした。
栃木では、子どもたちが触ったり、繰り返し転がしたりする姿に出会えました。南多摩では、先生方との会話が広がりました。
手に取れる教材から、どんな興味や会話が生まれるのか。これからも、実際に見てもらう機会を大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました
最後になりますが、
宇都宮駅まで車で迎えに来てくれてオススメの餃子店を教えてくれた鈴木駿久(としひさ)先生、
新宿まで荷物を持って帰るときにずっと補助し続けてくれた菅野将誠先生、
サークル発表を依頼して下さった宮崎亘先生に、
心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
おまけ
本日展示した3Dモデルのリスト:
実物大・右手の骨
小4|人の体のつくりと運動
MyMiniFactoryの配布ページを見る ↗(新しいタブ)
作者:Dario Baldi
日時計
小3|太陽と地面の様子
作者:berri3D
実物大・肘関節
小4|人の体のつくりと運動
作者:Andreas Mass
輪ゴムカー
小3|風とゴムの力の働き
ダブルコーン
発展|重心を意識する
月の地形模型
小6|月と太陽(導入・発展)
作者:Jeff Winterbourne
渋谷の立体地形図
小5|流れる水の働き
制作:植田達郎
オープンデータを加工して作成。
入手については植田に問い合わせて下さい。
プリンターについて知りたい方へ
購入先の一例として、Bambu Lab A1 miniをご紹介します。