Feel Physics | in Mixed Reality - Education | Blog

Physics Education with Mixed Reality (HoloLens)

高校生がXR技術で探究学習 - 新時代の学びをXR Talkで発表 〜新学習指導要領が重視する探究的な学びと情報活用能力を育成・評価する手法の提案〜

教育用XRアプリ開発のフィール・フィジックス(東京都武蔵野市、代表:植田達郎)は、8月27日開催のテクノロジーイベント「LODGE XR Talk Vol.18」(LINEヤフー株式会社紀尾井町オフィス)にて、高校生によるXR(クロスリアリティ)技術を活用した課題研究発表を実施しました。高い情報活用能力を身につけていることが評価され、次世代の探究学習に革新をもたらす可能性が示されました。この取り組みは、新学習指導要領が重視する探究的な学びと情報活用能力の現場における育成・評価手法を提案するものです。

情報教育の課題

いま世界では急激なグローバル化・情報化が進んでいます。文科省は最新の教育指導要領において、情報活用能力を重視する姿勢を打ち出しました。しかしながら情報テクノロジーは日々急速に進歩しています。学校教育における能力育成や入試選抜における能力評価は容易ではありません。今回の活動は、これらの課題を解決するための取り組みです。

未来型探究ワークショップの実施

フィール・フィジックスは、郁文館グローバル高校総合人間科学ゼミ(清原卓先生)と協力し、XR技術を使った課題研究を学ぶワークショップを6月11日・18日に実施しました。参加した高校生たちは、最新のXR技術を駆使して地球規模の環境問題を可視化し、独自の研究テーマに取り組みました。

XR Talkでの高評価

8月27日のXR Talk Vol.18では、高校生たちが研究成果をXR技術を用いて発表。イベント内で最も注目を集め、先端技術を活用した高校生の研究発表として高く評価されました。アンケート対象者13人(うち情報系会社員6人)のうち12人が満足し、「コンテンツに触れるのが面白い」「言葉がなくても直感的に伝わる」「小学生でも興味を持ちそう」といったコメントを頂きました。

教育効果の実証

この評価により、高校生たちが高い情報活用能力を身につけていると客観的に言うことができます。すなわち適切な手法を用いて企業が介入することで、学校教育において最新の情報活用能力を育成するだけでなく客観的に評価することもできることが示されました。

今後の展開

現在フィール・フィジックスは授業の開発を手伝って頂けるパートナーを募集しています。すでに今冬に開志専門職大学空間コンピューティング講座(江口将史先生)と共同で授業を実施する予定です。また、社会貢献活動として発表機会を提供して頂けるパートナーを募集しています。これらの活動を通してフィール・フィジックスは新時代の情報活用能力の育成・評価手法の開発に貢献して参ります。

会社概要

会社名:フィール・フィジックス

事業内容:XR技術を用いた教育アプリの開発

主要製品:XR探究ワークショップ、XR実験ワークショップ、XR物理実験アプリ

お問合せ先

フィール・フィジックス

担当:植田達郎

Email:tatsuro.ueda@feel-physics.jp

電話:070-4212-0615

日本物理教育研究会の公開講座後に体験会を実施しました

そろそろ夏休みも終わりですね。新学期に向けて戦々恐々としている先生方も多いのではないかと思います。

しかしながら、押し寄せる子どもたちから解放される施設も多いことでしょう。その中には博物館も含まれます。私も学生時代に、科学博物館で展示をわかりやすく解説するという仕事をしておりました。

しかし世の中には、説明するのが難しい事柄がたくさんあります。

その1つが、高校物理で難関とされる磁場。モーターや通信、センサーなど非常に広範なテクノロジーに関係する重要項目ですが、特に以下のような課題があるとされています。

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物理教育研究会で企業展示を行いました

本日の新聞一面ではコールセンターの変容についての特集が組まれていましたが、AIなどのデジタル技術が世界のあり方を日々変えています。みなさんも社会の行末に不安を感じているのではないかと思います。

そんな中、一昨日は物理教育研究会でVR技術を使った物理学習についての企業展示を行いました。展示のお誘いをくださった会の方々に感謝いたします。

また、いつも様々な意見交換をさせていただいている横浜物理サークルの方々には展示を補う教材を提供していただき、展示の気になる点を細かくチェックしていただき、さらに展示体験中の写真を撮影していただきました。心より御礼申し上げます。

物理教育研究会や前日の物理教育学会は、我が国の物理教育のあるべき姿を議論する最も中心的な組織です。教育を審議する最高機関である中央教育審議会(中教審)に参加している先生も少なからずいらっしゃいます。

そのため、良い意味で保守的な先生もおられます。今回はそのような先生にも体験していただきました。ドキドキしながらの体験補助でしたが、「いいね」という評価をいただき安堵するとともに、弊社の信念に対する自信を深めることができました。

「現実世界に立脚すること」を最も重要視する教育を、私は幸運にもたくさん享受することができました。1年間試験がなく実験し続けるような授業を中学校から受けることで、生の現実と向き合う姿勢を叩き込まれました。

それは同時に、究極的には人は自分の信念に基づいて仕事をすべきである、という思想の教授でもあったと思います。

弊社は「現実世界に立脚すること」(複合現実、Mixed Reality)に徹底的にこだわったデジタル教育を追究し、普及を目指していきます。

テクノロジーが社会を変えていくことは誰にも止められません。弊社は、安易で商業的な製品ではなく未来の学習のあるべき姿を模索していきます。

弊社はまだ孵化前の未熟な段階です。にもかかわらずたくさんの方々のご支援をいただいていることを大変光栄に感じます。引き続きご支援のほど、よろしく申し上げます。

いま高校生は何を考えているのか?〜高校生の視点から見るICT教育の可能性と課題(2)〜

UnsplashJose Moralesが撮影した写真

100周年を迎える甲子園の地方大会がまもなく始まりますね。3700校が日本一の座を目指して火花を散らすことになります。

みなさんはどんな高校生でしたか?私は格闘ゲームにうつつを抜かす、それはそれは意識の低い高校生でした。それはさておき、今回も郁文館グローバル高校の総合人間科学ゼミの高校生がICT教育に関するレポートを書いてくれたので、さっそく見てみましょう。

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いま高校生は何を考えているのか?高校生の視点から見るEdTechの可能性と課題

UnsplashMollie Sivaramが撮影した写真

昨年11月にGIGAスクール端末の更新が決まりましたが、教育に活用するテクノロジーを総称して「EdTech」という言葉があるのをご存知でしょうか。エドテックと読みます。EdはEducationの略です。江戸テックではないですよ。念のため。

近年、教育現場へのEdTech導入が加速しています。その中で、EdTechに対する高校生の関心と理解力の高さが注目されています。郁文館グローバル高校の総合人間科学ゼミの高校生たちは、AIやXR機器の教育利用、ICT教育とアナログ教育のバランスなど、EdTechに関する様々なテーマについて問題意識を持ち調査・探究を行っています。

彼らのレポートから、教育現場でのEdtechの受け止め方を見てみましょう。

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新しい戦略の成果(2024年1-3月):先進性の高いテクノロジーの魅力をどう伝えるか

以下は主にこれまでフィール・フィジックスに協力して頂いた先生方へのご報告を念頭に置いております。ご承知おき下さい。


いつもお世話になっております。フィール・フィジックスの植田です。今回は、弊社の1-3月の活動内容を共有させて頂きます。

昨年、弊社は学校での授業を中心に活動してまいりました。しかし学校では外部の授業に対する予算確保が難しいため、収益性向上のために新たな取り組みを始めています。

具体的には、東京都武蔵野市を中心とした地域で直接お客様を集客し、AI・AR・3Dスキャンについての実践型セミナーを開催しています。対象はICT技術に関心のある親子や一般の方々です。集客にはチラシやSNSを用いたり、地域のインフルエンサーの方々にご協力いただいております。

これらのセミナーを通じてネットワークをつくり、将来的に生徒学生に学びの機会を提供し、収益性向上につなげていきたいと考えています。

これまでに、以下のような活動を行ってまいりました。

  • 2月13日:武蔵野商工会議所で、ICTに関心を持つ事業者を対象に「AIのこもったARバレンタインカードを作ろう」ハンズオンを開催(リンク

  • 2月19日:地元コミュニティラジオに出演し、武蔵野エリアの事業者に対して弊社の事業(と私の失恋話)を紹介(リンク

  • 2月25日、3月9日、3月16日:イベントスペースで、AI・AR・3Dスキャンに関心のある親子や一般人に対して、実践型セミナーを開催(リンク1リンク2リンク3リンク4

これまでは学校とのやりとりしか経験がありませんでしたが、直接お客様の目に触れてもらい、興味を持って頂き、セミナーに来て頂くのは本当に大変です。

特に弊社が扱うのは先進性の高いテクノロジーばかり。それらをわかりやすく伝え、具体的にどんなことに役に立つのかをご提案するのは骨が折れますが、学びもたくさんあります。いずれ学校とやりとりする際も、このような学びを活かすことができそうです。

今後もセミナーの開催を予定しており、直接集客の経験を積みながら、より多くの人々に学びの機会を届けられるよう尽力してまいります。

学校での授業も引き続き行ってまいりますので、皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

【セミナーご案内】立体だから商品が隅々まで伝わる!らくらく3Dスキャン講座 4/6

🚀商品販売している好奇心旺盛な皆さん!

「新しい技術に ついていけない…」

そんな理由で時代に取り残される不安を、最近感じたことはありませんか?

まわりとの差をつけたいけれど、そのチャンスを逃してしまっている・・・ということかもしれません。


そういった不安は誰しも一度は抱えるものですが、日々変化している世界で、

テクノロジーへの適応は商品販売をする人にとって避けて通れない問題です。

しかし、適切なツールと知識があれば、その壁を乗り越えることは十分可能!!!


そこでフィール・フィジックスは、既に大好評の講座をさらに充実させた、

「立体だから商品が隅々まで伝わる!らくらく3Dスキャン講座」

を開催!

書籍やウェブサイトでは得られない実演と実践を通じての学びを提供いたします!


スマホ3Dスキャンは、あなたの商品をお客様に隅々までわかりやすく伝え、お客様の不安を解消する有効な手段です。

先日のGDCやヤフーニュースでも取り上げられている旬のアプリです。

【このセミナーの効果】

このセミナーでは、最先端の3Dスキャンアプリ「LumaAI」でのスキャンのコツを学び、あなたの商品の魅力をお客様に効果的に伝える方法を身に着けられます。

写真の上手さに左右されずに、商品の魅力を直接伝えることができ、お客さんの購入決定への背中を押せます。

お客さんが知りたい質感やサイズ感は、従来伝わりにくいものでした。これらをリアルに伝えることができ、信用度のアップが期待できます。


【開催場所】

場所は、三鷹駅北口から徒歩5分のコワーキングスペースBreathでの開催です。

【プライス】

価格はなんと4,000円🎁

このお値段は、最新技術を学び、自分のビジネスに活かしたいと考えているあなたへの応援価格となっております。


また、セミナーで使用する3Dスキャンアプリ「LumaAI」は初心者でも安心して利用できます。

このチャンスを活かして先端技術を使いこなし、競合との差をつけてあなたのビジネスをより高いレベルへ引き上げましょう。

  • 【日時】4月6日(日)10:00〜11:30
  • 【場所】コワーキングスペースBreath(三鷹駅北口徒歩5分)
  • 【主催】フィール・フィジックス
  • 【価格】4000円+1ドリンク代
  • 【持ち物】
    • パソコン
    • 3Dスキャンしたい小物(あれば)
    • iPhone12/13/14/15 の Pro/Pro Maxモデル、または2020年以降発売のiPad Pro(貸出も可)

👇好奇心旺盛なあなたに!お申し込みはこちらからです:

https://forms.gle/fuwpz4euVuUoB5a77

なお当日お手伝いしていただける好奇心旺盛なボランティアの方も1名募集中です!

【開催報告】スマホで始める3Dスキャン実習:販売促進の新たな一歩

こんにちは!最近は暖かくなってきた反面、花粉の量が大変ですね。私も朝から涙がボロボロです。

その最前線に立つ候補の1つが、3DCGです。実際の商品を、スマホを使用して3Dスキャンし、オンラインショップのHPに掲載することが簡単にできます。

例:3Dスキャン結果

特に「Luma AI」アプリは、無料でありながら高品質な3Dスキャンをスマホだけで手軽に行えるため、多くの関心を集めています。

昨日開催した実習では、参加者自らがスキャン対象の周りを回りながら実際に3Dスキャンを体験しました。言葉で説明するよりも実際に体験することで、その手軽さと可能性を実感してもらうことができました。

実際の使用例としては、自宅のぬいぐるみを3Dスキャンしてフリーマーケットサイトに出品する、旅先で出会ったユニークな灯籠をスキャンしてソーシャルメディアに共有するなど、個人でもビジネスでも幅広い応用が考えられます。商品を3Dで見せることは、顧客により詳細な情報を提供し、購入への興味を高める効果があります。

スマホ一台で始められる3Dスキャンは、物販業界におけるプロモーションや顧客エンゲージメントを大きく変える可能性を秘めています。ご要望がございましたら、GWにも同様の実習を開催したいと考えておりますので、お気軽にご連絡ください。

このような実習を通じて、フリーランスの皆さんにもこの新しい技術の魅力を感じ取っていただければ幸いです。

【衝撃】フィール・フィジックス代表、失恋の真相を語る!?

UnsplashRyan 'O' Nielが撮影した写真

皆さん、こんにちは!今日はちょっとした「釣り」話から始めたいと思います。でも心配しないでください、魚を釣る話ではありませんよ(笑)。今回取り上げるのは、インターネット上でよく見かけるある種の「釣り」。嘘の情報をエサにして、閲覧数を釣り上げるあの手法です。

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