物理の学習に役立つアプリ(無料)の紹介です。速さを測り、リアルタイムにグラフを描きます。速さと時間のグラフ(vtグラフ)がよくわからない/これから勉強する、という生徒さんはぜひ試してみて下さい。
速さと時間のグラフ(vtグラフ)は、力学の3,4回目くらいの授業に出てきます。しかし、黒板や教科書のグラフを見ても、実際の様子はイメージしにくいです。
実は、iPhoneの「Speed Graph」という無料のアプリを使えば、気軽にvtグラフを「体験」できます。アプリをインストールしたら、バスや自動車、地上を走る電車などに乗りましょう。そして、
- 止まっているとき、
- 動き始めたとき、
- 加速が止まって一定の速さで進んでいるとき、
- ブレーキをかけ始めたとき、
- 停車したとき、
どんなvtグラフが描かれるか、自分の体験で確かめましょう。
### インストール方法
App Storeアプリを開いて
>「検索」→「speed graph」
と入力してください。
この記事をiPhoneで見ている場合は以下のリンクを開いて下さい:
以下のような画面が現れると思います。
そこからインストールしてください。
### 使い方
#### 単位の変更
起動すると現在の速さが表示されます。屋内など衛星からの電波信号が届かないところにいる場合は、以下のように「信号待ちです」と表示されます。
インストール時は以下のように距離の単位がマイル(「MPH」Mile Per Hour)になっています。
中央に表示されている速さをタップして
「KM/H」に変えてください。
#### vtグラフの表示
iPhoneを横に倒すとvtグラフが表示されます。
(iPhone6Plusだと表示がずれます。その時は
「設定」→「画面表示と明るさ」→「拡大表示」を
「拡大」に設定してください)
それでは、vtグラフを思う存分体験して下さい!