Feel Physics | in Mixed Reality - Education | Blog

Physics Education with Mixed Reality (HoloLens)

まだ早い・・・任天堂が授業用DSを開発

これは私学にとっては良いウリになりそうですね。公立学校でも導入する自治体が現れたら、心を込めて拍手を送りたいです。

任天堂と学校の橋渡しはシャープシステムプロダクトという会社がやるそうで。従業員数750人だそうです。これって派遣社員も含むのかな?多いのか少ないのか、よくわからないですね。ただ、液晶もケータイもピンチなシャープは個人的には好きな会社なので、がんばってほしいですね。

リンク: 任天堂、授業支援システム「ニンテンドーDS教室」を開発 - ITmedia Gamez.

従来の独立した教育用パッケージソフトとは異なり、教師用パソコンと生徒用ニンテンドーDS無線LAN(Wi- Fi)で接続し、教師と生徒がインタラクティブに授業をすすめることができる。

少しだけ真面目な話をすると、DSはたしかに良い学習端末だと思いますが、端末として高機能すぎる気がします。どういうことかというと、DSはグラフィックも音も出せますよね。だから授業者は当然、そういったものも用意しようと考えてしまう。

しかし、そういうデジタルコンテンツを準備するのには時間がかかります。私の経験では、5分の映像を作るのに5時間はかかるものです。いや、本当に。

だから、はっきり言って、最終的には買うしかない。コンテンツを、ですよ。でも、まだないでしょう?あるものを売るとしても、未確定要素が多すぎて、安くはできないでしょう?もし本気でやるなら初めのうちは、ばらまかないとダメでしょうね。

ちなみにインテルが出資してるスマートボードという電子黒板があるのですが、これはよくできています。実物を触らせてもらいましたが、とても使いやすく、 コンテンツも(英語ですが)たくさんありました。20年ぐらい未来になれば、こういうデバイスで授業の質をコントロールする時代が来ると思います。

でも、逆に言えば20年はかかります。なぜか?黒板+ノートが、実はとても優秀な学習用具だからです。これらに勝る前方参照能力を持ったデバイスは今のところありません。と、個人的に思います。