リンク: asahi.com（朝日新聞社）：理科教材費、どーんと１５倍 経済対策に２００億円盛る - サイエンス.
文部科学省は、２００億円の予算を政府の新経済対策に盛り込む・・・例年の１５倍の「特盛り」予算で、「理科離れ」「理科嫌い」を防ぐことにした。
教育界、特に理科の業界では明るいニュースです。が、このお金、誰が取ってきてくれたんでしょうか？
今回の景気対策予算は総額80兆円（もっと増えたんでしたっけ）と、大体1年分の国家予算の一般会計分に相当します。乱暴に言い換えれば、今年は例 年の予算＋景気対策予算で、2年分予算を使うわけです。だから理科備品の補助金も従来なら約2倍になるはずなのですが・・・上のニュースでは15倍と言っ ている。
まず間違いなく自民党の文教族の誰かが取ってきたのでしょうが、今まで非力だった文教族にそんな強者がいたとは驚きです。それとも首相が自ら引っ張ったんでしょうか。彼って確か文教族でしたよね。あとは財界からの要請、とかですかね。
ただし、このような動きに対する反論もあります。
リンク: 朝日新聞記事にも見える、疑問だらけの「新経済対策」－JanJanニュース.
この記事、一読しただけでいくつもの疑問符がわいてきた。
おっ しゃるとおり。まあはっきりいって今回の景気対策予算はバラマキですよね。オバマみたいに形だけでも「グリーン需要」とか言ってくれればまだいいのです が、日本のほうは何も考えずにばら撒いているのではないかと心配になります。ツケが回ってくるのはわれわれの世代ですから。
リンク: 理科教材費、経済対策で15倍？ それでもわずか200億円!! - 『中小企業診断士』は独学でなれる - 楽天ブログ（Blog）.
理科教材費がいままで10億円そこそこ（国民一人当たりわずか10円!!）というのは、あまりにも少ないのではないでしょうか。 15倍といっても、わずか200億。子供たちの将来への投資額としてはまだまだ、という気がします。
そう！その通りなんです！日本の教育にかけるお金が諸外国と比べて格段に低いという話は時々出てきますが、実際に増やすという話は聞いたことがありません。まあ、トータルとして厳しいのでなかなか難しいのでしょうけど・・・
世の中の仕組みは複雑ですね。
