MRを使い、磁場や誘導電流を現実の上に描画します。
- 2つの磁石を近づけるときの磁場の変化
- 直線電流が作る円筒形の磁場
- コイルが作る磁場
- 逆に立てたコイルの中に磁石を落とすときの誘導電流
などを可視化します。
上の写真は、私が体験したMR(Mixed Reality)の中で、「現実の」部屋の壁沿いに特殊なシールドが張られる様子です。
このようにMRは、まず現実の机や壁の位置を装置が学習し(空間学習)、その上にいわゆるVRを描くものです。
VRとMRの違い
ただし
- VRが本人しか楽しむことができないのに対し、
- MRは観衆も場所を共有するので、いっしょに見ていて大変楽しいです。
このようなものを1つ教室に持ち込んで生徒に着けさせます。そして、その生徒が見ているMR世界を他の生徒たちがプロジェクターで見るだけで、
- 「もっと左を見て!」
- 「近づいて!」
などと注文が殺到し、大変楽しい体験になります。
海外では、すでに分子模型のMR化も始まっています。
この技術を物理教育に適用し、今まで想像するしかなかった電磁気の分野などを可視化します。
下記のようなレスポンスをいただきました:
@weed_7777 @Fumiya_Kume @kekyo2 @ueponx @kumar0001
— dekag@閃光のAXEA (@dekag) 2016年6月28日
夢がありますねーこれ
絶対授業楽しいやん
アクセルワールドのニューロリンカーができる日も近い
なお、本件はまだ開発初期です。