一部報道(下記)によるとHoloLensの父アレックス・キップマン氏が口頭での虐待とセクハラによりマイクロソフトを辞めることになったそうです。この事件で今後何が起こるのでしょう。
Mixed Realityの世界にはHoloLensの後に様々な機器が現れました。Magic Leap、Nreal、Varjo、Meta社のProject Cambria(年末)等です。HoloLensは現実世界の取り込みにおいて未だ他の追随を許さない状況ですが極めて高価であり、事業化の高い障害となっていました。他の機種は低価格化を進めています。Mixed Reality技術の事業化の模索は今後さらに広がっていくでしょう。
さてフィール・フィジックスは設立以来一貫してMixed Realityを活用した教育の開発をおこなってきました。なぜなら、そのような教育は今後必ず世界に広がり、その発展を先導する使命が教育を知り抜いているフィール・フィジックスにあると考えているからです。今回の不祥事でフィール・フィジックスの使命が変わることはありません。ご安心頂ければと思います。
報道が正しいとするとアレックス・キップマン氏の行いは到底許されるものではありません。しかし私が初めてHoloLensを体験したときの電撃的な体験は私の人生を根底から変えました。心から感謝しています。氏が罪をあがなった上でまた再起して戻ってくることを願っています。