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Physics Education with Mixed Reality (HoloLens)

「どんな授業をやりたいか」より「どんな授業を受けたいか」

どんな授業をやりたいか考えるより、どんな授業を受けたいか考える方が良いかもしれない。

◆授業前

今日はパソコン室でテスト返却らしいが、どんな授業をするのだろう?パソコンに成績が表示されるのだろうか?

◆導入

どうも今日は活動が多そうだ。退屈しなくてすむかもしれない。

◆本編

テストに答えるとすぐに正解が表示されるのは、いいな。各問題の正答率が示されるのも良い。

◆余った時間

自由時間があるとうれしい。

◆今後の発展

家でもこのテストをしたいな。受験前とか便利そう。

◆時間があればやりたいこと

チームを作ると、チーム内で会話が発生してさらに面白くなるだろう。部活対抗とか、男女対抗とか、盛り上がるだろう。

こう考えると、「自分の受けたい授業」という視点での授業づくりは楽しいが、例外処理を全くやってない。

ひょっとすると、例外処理コストを最小化するのが今までの授業の作り方だったのかもしれない。生徒に最小限しか自由を与えず、先生の精神的疲労を最小化する。言っておくが、これは決して怠慢ではない。1クラスの生徒数が多すぎるからだ。

この授業に関しては、以下のような例外が考えられる。

1)パソコンの操作がわからない

・パスワード変更がわからない

・小テストに入れない

・小テストに解答する方法がわからない

・評定の見方がわからない

2)授業を受けず、友達とおしゃべりしたり、関係ないことをやる

1)は、丁寧に説明するしかない

2)は、小テストに解答したかが先生の端末からわかり、ちゃんとやってない人は成績が悪くなることを伝える。

こう考えると、改めて指示出しをうまくやることの重要性を感じる。さてはて、今日はうまくいくかな。