6月の初めと、だいぶ前のことになるのですが、三重県立津東高校で出張授業をしてきました。30人の生徒さんたちが体験しました。しかし、箱を空けて判明したのは全員が文系という現実でした…まあでも、まあまあ楽しんでいたようです。
HoloLens application teaching magnetic field (short ver.)
今回は林さんに録画に関して全面的に協力していただきました。ありがとうございました!
6月の初めと、だいぶ前のことになるのですが、三重県立津東高校で出張授業をしてきました。30人の生徒さんたちが体験しました。しかし、箱を空けて判明したのは全員が文系という現実でした…まあでも、まあまあ楽しんでいたようです。
HoloLens application teaching magnetic field (short ver.)
今回は林さんに録画に関して全面的に協力していただきました。ありがとうございました!
複合現実(MR)に関する論文は、複合現実という概念がまったく新しく、体験しないととても分かりにくいため、読者にとって大変わかりにくいものになりがちです。そこで、なるべく短めで複合現実の説明を書いてみました。
なお、紙媒体である論文では掲載不可能ですが、複合現実の動画を以下に載せておきます。
Microsoft HoloLens: Collaborate with Microsoft Remote Assist to solve problems faster
HoloLens application teaching magnetic field (short ver.)
また、論文では先行研究への言及が必要であるため、複合現実に関する代表的な論文3本についても言及しました。
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科学教育学会で、HoloLens授業を論文(査読なし)にして発表してきました。好反応でしたが、「研究開発にはプログラマーが必要」でガッカリしておられました。
日本科学教育学会研究会研究報告 / 32 巻 (2017) 10 号 p.29-32
物理の波の式もICTを活用してビジュアルなシミュレーションを見れば一目瞭然。40秒です。シミュレーション・ボックスという製品を使いました。
日本マイクロソフトの方には以下のように紹介して頂きました。
「ご自身が開発されたオリジナルのHoloLensアプリを教材として活用し、日本全国の学校で出前授業を行われているMicrosoft MVP for Windows Developmentの植田達郎さんの活動をMicrosoft MVP Award Program Blogにてご紹介しています。磁場を可視化するアプリによって実際に磁場を体感できること、そして重度障害をお持ちの生徒さんにとっての新しい経験など、HoloLensによって実現した新しい教育の形や植田さんの取り組みをぜひご覧ください。」
This MVP Travels Japan To Bring Science To Life With HoloLens | Microsoft Docs
【第4弾】物理の熱機関のグラフもICTを活用してビジュアルなシミュレーションを見れば一目瞭然。40秒です。シミュレーション・ボックスという製品を使いました。
体験時間が長いほど学習効果も満足度も上がることがわかったので、HoloLensを2台、追加しました。これで50分授業、生徒数40人でも余裕を持って授業できますし、イベントでも大人数をさばけます。
棒磁石が複数の場合でも、磁力線を動的に表示できるようになりました。これは生徒さん、喜ぶかな?