本日の新聞一面ではコールセンターの変容についての特集が組まれていましたが、AIなどのデジタル技術が世界のあり方を日々変えています。みなさんも社会の行末に不安を感じているのではないかと思います。
そんな中、一昨日は物理教育研究会でVR技術を使った物理学習についての企業展示を行いました。展示のお誘いをくださった会の方々に感謝いたします。
また、いつも様々な意見交換をさせていただいている横浜物理サークルの方々には展示を補う教材を提供していただき、展示の気になる点を細かくチェックしていただき、さらに展示体験中の写真を撮影していただきました。心より御礼申し上げます。
物理教育研究会や前日の物理教育学会は、我が国の物理教育のあるべき姿を議論する最も中心的な組織です。教育を審議する最高機関である中央教育審議会(中教審)に参加している先生も少なからずいらっしゃいます。
そのため、良い意味で保守的な先生もおられます。今回はそのような先生にも体験していただきました。ドキドキしながらの体験補助でしたが、「いいね」という評価をいただき安堵するとともに、弊社の信念に対する自信を深めることができました。
「現実世界に立脚すること」を最も重要視する教育を、私は幸運にもたくさん享受することができました。1年間試験がなく実験し続けるような授業を中学校から受けることで、生の現実と向き合う姿勢を叩き込まれました。
それは同時に、究極的には人は自分の信念に基づいて仕事をすべきである、という思想の教授でもあったと思います。
弊社は「現実世界に立脚すること」(複合現実、Mixed Reality)に徹底的にこだわったデジタル教育を追究し、普及を目指していきます。
テクノロジーが社会を変えていくことは誰にも止められません。弊社は、安易で商業的な製品ではなく未来の学習のあるべき姿を模索していきます。
弊社はまだ孵化前の未熟な段階です。にもかかわらずたくさんの方々のご支援をいただいていることを大変光栄に感じます。引き続きご支援のほど、よろしく申し上げます。