まだ途中までしか読んでいないが、箇条書きを多用しているので、論理的な構造が分かりやすい本である。
今回は「リーダーの条件」についての部分をまとめてみた。
- 必要条件
- 資質
- 若い人材を教育指導することや仲間の成功を支えることに本質的な喜びを見いだす
- やると言ったことは必ずやる
- 【理由】指示の重みを高め、維持するため
- 仕事に対して情熱・関心・意義を心から望んでいる
- 【理由】メンバーがリーダーを信頼する
- 【理由】メンバーのやる気が出る
- 対応
- 【理由】「人々に夢を見せることができる人は世界を征服できる」
- まず目標を選ばせる
- 感情をむき出しにしない
- 【理由】リーダーの不安はメンバーに伝染する
- 【理由】リーダーの油断はメンバーに伝染する
- 【理由】感情的反発を避ける
- 上級者であれ若手であれ、大声で威圧しない
- 命令せずに促す
- メンバーに丁寧に対応する
- 【理由】自分がどう管理したいかではなく、それぞれの相手に有効な方法で管理する。極端に変わる必要はないが、柔軟に対応する。
- 歩き回って全員のことをよく知る
- 【理由】「人々に夢を見せることができる人は世界を征服できる」
- 資質
- 十分条件
- グループの利益を追求し、メンバーに還元する
- 要求は高いが、自分個人のためではなく、共通の利益に基づく要求である
- 短期的な収益を、メンバーの作業環境の充実をはかるために使う
- メンバーのために仲介役となって組織の他の部署から協力を取り付ける
- メンバーに丁寧に対応する
- メンバーが切り抜けようとしている状況について理解を示す
- グループの利益を追求し、メンバーに還元する
まとめると・・・
- 威厳と信頼を得る
- メンバーの感情に配慮し、個別に丁寧に対応する
- グループの利益を追求する