「ビジネスプラン発表会」というもので発表してきました。
なに?
新しいビジネスを起こそうとしている人を支援する、という事業です。 具体的には、ビジネスプランを発表させて、良いプランに対して相談員がサポートしたり、 「起業家甲子園/万博」に出場する権利を与えられたりします。
愛知・岐阜・三重の大学生から株式会社まで、 10の団体 が発表しました。
なぜ?
シェアオフィスのマネージャーの方から 「出てみたら?」 と言われ、あまり何も考えずに 「はい!」 と言ってしまいました。
結果的には大変良い機会になりました。
やはり守るよりも攻めるのが私は好きです。
練習
発表は1人7分でした。 短い時間のなかで、うまく伝えなければなりません。
お願いしたところ、ご厚意でシェアオフィスで 練習させてもらえる ことになりました。 10人近い方々に聞いてもらうことができました。
最初の発表練習でいただいた意見は 手厳しい ものがありました:
- 1つでは少ないので、2つ実験を見せた方が良い
- 演示実験はトラブルの時のために動画ファイルを用意しておく
- インパクトが弱い。最初につかむ。
- 物理の経済的重要性を示した方が良い
- 物理の授業の重要性を示す
- 物理選択者が海外では2倍
- 物理ができると年収がこれだけ上がる
- キャッチが弱い
- 物理を体験できる/感じることができる
- 「誰一人として物理から脱落させない!」
- 顧客がわかりにくい
- 演示実験では教員が教壇でやる、希望生徒にやらせる
- 生徒実験では生徒が各自iPadを見ながらやる
- 物理脱落率を示す
- それで何が変わるのかを示す
いただいたアドバイスをすべて盛り込んで、2回目の練習をやりました。 おかげさまで、2回目はだいぶ好意的な反応でした。
本番
会場を照らすライトに黄色成分が含まれていて、練習時間の 最初30分くらい全然アプリが動かず 、かなり焦りました。 本番は、クイズやら実演をやっていたら時間が足りなくなってしまいました。とほほ・・・
- いただいたアドバイス
- 森下信司様(元NTTドコモ・ベンチャーズ)
- 物理の授業でできることを増やす
- 教員の口コミ効果が導線のすべて
- ユーザテストをどんどんやった方が良い
- 強み・弱みを徹底的に明確にする
- 明確になった強みを広げるのがビジネス
- 山下隆様(公認会計士・税理士)
- 算数力を伸ばす図形のパズルが売れた
- 親は、子どもの算数や物理の力を伸ばしたい
- 子ども向けの楽しめる教材は売れるのでは
- 遊んでおくと、あとで物理が理解しやすくなる玩具
- 自然に概念が形成される玩具
- 物理に悩んだ親ほど買いたくなるのでは
- 森下信司様(元NTTドコモ・ベンチャーズ)
終わって
- 森下様のアドバイスは、まさに今やっていることだったので、裏付けが取れて自信になりました。
- 山下様のアドバイスは、全然考えていなかったけれども、とても面白そうなアイデアなので、ぜひ取り組んでみたいです。
- お忙しいなか練習につきあってくれて様々なアドバイスをしてくれたオフィスの皆さん、ありがとうございました。
- 貴重な機会を教えていただいたシェアオフィスのマネージャの一尾さん、ありがとうございました。