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ノートをパソコンでとる時代 冬ドラマ「コントロール」の1シーンより

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冬ドラマ「コントロール」は、心理学者と刑事のコンビが事件に挑む、という内容である。このドラマの一シーン。大学の講義室での講義。生徒が授業を聞いているのだが、その中の一人はMacのノートパソコンでノートをとっていた。

おおう、そういう時代なのか。

パソコンでノートを取ることは悪くないと思う。私自身、議事録やヒアリングの記録は携帯パソコンでやっていた。パソコンに入れると、あとから探しやすい。他の人に渡すのもメールで済む・・・んん?

そう、ノートの複製が簡単にできてしまう。これはよろしくない。

ノートのポイントは、ものを教える立場の人なら誰でも言うように、「自分の手を動かす」ことである(これにより、海馬を介さないルートでも情報が記憶されるため、見るだけよりも確実に定着する)。

しかしながら学生というのは、あなたも私もそうであったように、楽をしたがるものだ。クラスのメーリングリストでほとんどのノートが手に入り、一夜漬けで及第点が取れるのならば、ためらうことがあろうか。

というわけで解決策としては、ノート提出させる(パソコンを使う生徒は事前申請)か、思考問題を出題する、というところか。