汚い話で恐縮だが、先日腎臓について教えていたときのことである。小便と大便の違いをわかっていない生徒が思いのほか多いことに、驚かされた。固体→大便で液体→小便と思っている子や、小便は余分な水分だと思っている子が、かなり多かった。
実際は、
大便:消化されなかった食べ物の残りカス
小便:全身の細胞から出る不要物や老廃物が、血液で運ばれて、腎臓でコシトラレタもの
である。つまり、大便と小便は全然違うものである。
教師が常識と思っている事柄が、生徒にとっては常識ではない。そういうことがあるということに気づかされた一件だった。