Feel Physics | in Mixed Reality - Education | Blog

Physics Education with Mixed Reality (HoloLens)

\生徒大満足/MR技術(※1)ってこんな使い方ができるの⁉【遠隔授業のニューノーマル】先端科学教材(※2)体験型イベント「指でつまんで動かす!空中に浮かぶ立体映像」を実施

学習アプリ開発を手掛けるフィール・フィジックスは、体験型イベント『指でつまんで動かす!空中に浮かぶ立体映像』(遠隔授業のニューノーマル)を2020年9月19日(土)、愛知総合工科高校(愛知県名古屋市)で実施いたしました。

(※1)Mixed Reality(複合現実)の略称。今回は Microsoft HoloLens 2 を使用。

(※2)MRゴーグル(VRの発展形)を用いた磁界の可視化教材。

\オンライン授業のその先を/未来型体験授業から生まれるものとは?

オンライン授業は既に定着しつつありますが、画面を見るだけの授業には限界があります。本イベントの授業は、遠隔授業のニューノーマルであり、オンライン授業では実現しない「からだの動き」を取り入れることができる注目の未来型体験授業です。

今回は、教材を愛知総合工科高校(愛知県名古屋市)に事前配送し、Zoomを使い三重県の当社から授業を実施。19名の生徒が参加。実際に、指で操作したり歩き回って観察することを体験しました。生徒がMRゴーグルで見ている風景は、Zoomを通して当社の教員が見つつ、解説を行いました。

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磁界を体験する生徒たち

\満足の声が続々/体験レビュー

◇体験した生徒の声 ◇

  • 装着するだけで楽しかったのに、学習までできて、本当に楽しかったです(1年生・男子)
  • 磁界は目に見えず理解しにくいけれど、それを分かりやすく可視化されており、理解しやすかった(2年生・男子)
  • 空間にあるものを操作することができるのが新しくて、とても直感的で面白かった(1年生・男子)
  • 夢物語として話していたものにとても近いくて、嬉しい(1年生・女子)

◇実施した高校教員の声◇

  • 機器が到着したときからSTEM部(科学、IT )の生徒たちは夢中でいじり始めて、さらには帰宅部だった生徒も参加してきて、驚いた。私はほとんどサポートする必要がなかった。このような未来を感じさせる機器には、生徒の心に火のようなものをつける力があるように思う。もっと多くの生徒に体験して欲しいと思う。(7年目・男性教員)

【1】\子どもたちの歓声の秘密/実際に子どもたちが体験した世界とは?

体験者が「透過型ゴーグル」を装着すると、目の前に立体映像が現れます。それは、『磁石の世界』(磁界)です。体験者は、目の前に現れた立体映像を、指でつまんで自由に動かすことができます。さらに、立体映像のまわりを歩き回って観察することができます。「立体映像」=『磁石』ということを忘れるほど、子どもたちは夢中に。「わあ!未来だ!!」という歓声が沸き起こりました。子どもたちは、立体映像のボタンを自分の指で押すことで、磁界の様子(2次元、3次元)の切り替え、磁力線の表示も体験しました。

【2】\生徒の心に火をつける/現状の学校教育に満足できない生徒・保護者・関係者必見!

体験授業では、磁石の世界だけでなく【アプリ開発の方法】【普段の授業(数学・物理)】がどのように役に立つのか?についても説明。これにより約70%の生徒が『自身の学習に対する意欲が高まった!』と応えました。現状の学校教育だけでは満足できない科学サークルの生徒、画一的・集団生活の環境に合わない不登校の生徒など、さまざまな子どもたちの未来の可能性を引き出し【学習意欲に火をつける】ことが期待できます。

【3】\約80%の生徒が満足/映像型より体験型!従来の教材よりMR技術が人気!

体験授業後のアンケートでは、80%以上の生徒が「映像」型ではなく「体験」型の遠隔授業の方が【学習した内容が定着しやすいと思う】と回答。さらに、約80%の生徒が、従来の教材ではなくMR技術を使った教材のほうが、通常の教材と比較して【学習内容がわかりやすかった!】と答えました。

アンケート結果はこちら

【4】\スマホのように簡単操作/教育関係者必見!空中に浮かぶ立体映像とは?

AR(拡張現実)では、ポケモンGOで普及しているように、スマホを通して現実風景のカメラ映像の中に、キャラクターが立っている様子を見ることができます。本イベントの体験では、スマホの代わりに『透過型ゴーグル』を使用。大きなメガネのようなガラスを通して周りの様子を見ることができます。実際に、目で見ている現実空間に仮想の立体映像が『あたかもそこにあるかのように』見えます。見るだけでなく、手でつまんで動かしたり、仮想のボタンを、自分の指で押したり、からだを使った様々なインタラクションを行うことができます。

【5】\5か国での実績/10の学校300人の生徒の使用実績ありの信頼

これまで、イギリスやガーナなどを含む5カ国、10の学校で300人に対し、体験授業を実施。実践結果は、査読論文として日本物理学会誌(物理教育67 巻 4 号)にも採録されています。教材は、三重県発・教育系ITのスタートアップ・フィール・フィジックスが開発したものです。

お問い合わせ先

フィール・フィジックス

三重県四日市栄町1-11ビズスクエアよっかいちB514

ホームページ:https://feel-physics.jp

フィール・フィジックスは、教育・学習支援事業に常に新しい風を吹き込んできた植田達郎が展開するプロジェクトです。主に、透過型ゴーグル技術を用いた体験学習の開発で注目のスタートアップです。

生徒さまの心に火をつけ、未来の可能性を引き出す『未来型学習体験』に関心をお持ちの方は、お気軽にホームページからご相談下さい。

植田達郎

  • 京都大学理学部物理学科卒、京都大学情報学研究科修士課程修了
  • 公立中学・高校の教諭として10年勤務後、理科学習アプリ開発会社を設立し、現職
  • Microsoft MVPアワード受賞、三重大学非常勤講師など幅広く活躍。

関連情報

本記事の掲載メディア一覧

編集して掲載

原文掲載(教育系)

原文掲載(その他)

【速報】HoloLens 2を使った遠隔体験授業の生徒アンケート結果

本日実施した遠隔体験授業に対する生徒の感想は以下のようなものでした。総じて、MR技術を用いた遠隔体験授業は、コロナウイルス感染症の状況下においても、高い授業効果を持つことが示されました。

  • 今回は、教室で教師と生徒が向き合うような「対面」式ではなく「遠隔」式の授業でした。
  • 今回の授業では、従来の教材ではなくMR技術を使った教材を使いました
  • 今回の授業は、「映像」型の一般的な遠隔授業ではなく、「体験」型の遠隔授業でした
  • 最後に
  • 結論

今回は、教室で教師と生徒が向き合うような「対面」式ではなく「遠隔」式の授業でした。

遠隔式であるために学習がわかりにくいということはありましたか?

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報道関係者様宛プレスリリース「コロナ禍でも新教材で体験学習!物理現象をバーチャル体験」

報道関係者各位

2020年9月11日
フィール・フィジックス代表 植田達郎

コロナ禍でも新教材で体験学習!物理現象をバーチャル体験

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特徴

  • オンライン授業では実現しない、「からだの動き」を取り入れることができる新しいかたちの遠隔授業です
  • 生徒は、MR技術によって空中に浮かぶ立体映像を指で操作したり歩き回って観察したりすることで体験します
  • 生徒がゴーグルで見ている風景は、Zoomを通して当社の教員が見つつ、解説を行います

フィール・フィジックス(三重県四日市)は、 下記の通り、三重県から遠隔で体験学習授業を、愛知総合工科高校(愛知県名古屋市)において実施します。

  • 受講場所:愛知総合工科高校(愛知県名古屋市)
  • 教授場所:フィール・フィジックス(三重県四日市市)
  • 日時  : 9月19日 午前10時
  • 内容  :実際には目で見ることのできない磁石の世界を、MR技術教材を用いて体験
  • 取材  :現地取材可能(ただし当日朝に検温し、1m以上のソーシャルディスタンスを維持してください)

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(以前に行った授業風景)

MR技術とは

 MR技術はAR技術が発展したもので、スマホの代わりに『透過型ゴーグル』を使用します。大きなメガネのようなガラスを通して周りの様子を見ることができます。実際に、目で見ている現実空間に仮想の立体映像が『あたかもそこにあるかのように』見えます。見るだけでなく、手でつまんで動かしたり、仮想のボタンを、自分の指で押したり、からだを使った様々なインタラクションを行うことができます。

授業内容

 生徒は『磁石の世界』(磁界)を体験します。体験者は、目の前に現れた立体映像を、指でつまんで自由に動かすことができます。さらに、立体映像のまわりを歩き回って観察することができます。

実績と信頼

 これまで、イギリスやガーナなどを含む5カ国、10の学校で300人に対し、体験授業を実施しました。実践結果は、査読論文として日本物理学会誌(物理教育67 巻 4 号)にも採録されています。教材は、当社が開発したものです。

ご連絡先

フィール・フィジックス 植田達郎

  • 電話    :080-4387-0629
  • ホームページ:https://feel-physics.jp
  • メール   :tatsuro.ueda@feel-physics.jp
  • 所在地   :三重県四日市栄町1-11ビズスクエアよっかいちB514

Our paper has been accepted by Journal of the Physics Education Society of Japan (PESJ)

Journal of the Physics Education Society of Japan (PESJ), read by researchers and teachers for Physics Education, accepted our paper in special issue "Practices and Proposals for Future Physics Education".

It's about Physics education practice with Mixed Reality (MR). I showed that the education is possible to execute over the world including Africa (I'm sorry it's written in Japanese).

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Published on 2 Pages in Monthly "Innovative Education" Series: Impact of Innovative Technologies

Monthly "Innovative Education" Series: Impact of Innovative Technologies / President of Feel Physics, Tatsuro Ueda

I've been published on 2 pages. Thank you very much... By the way, I would like to buy it for my parents, M. Amazon. Couldn't you sell it?

My Lecture "Science Education with ICT" Schedule

This is my lecture "Science Education with ICT" schedule in a university:

  • Blackboard is Important
  • Try Programing
  • Make & Teach with Slides
  • Search & Teach with YouTube videos
  • Status & Problems of ICT Education
  • Teach with VR video/app
  • Try Smart Experiment Instruments
  • Try AR
  • Try STEM
  • Try MR

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Published a paper-like article on ResearchGate

"Practices and Improvements of Lesson using Magnetic field Visualization by Mixed Reality (MR) technology"

I published a paper-like article titled as above on #ResearchGate. I hope it helps people conserning Education with MR.

https://www.researchgate.net/publication/336825274_Practices_and_Improvements_of_Lesson_using_Magnetic_field_Visualization_by_Mixed_Reality_MR_technology

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