良い話を聞きました。
昔の教育シーンでは
「師曰(しのたま)わく、…」
と始めることが多いが、これは
「師はこう言った。それを聞いてあなたはどう考えるか」
という、頭ごなしではなく考えるきっかけを与えるものでした。仏教も常に
「如是我們」(かくのごとく、我聞けり)
で始まります。
現在の日本の詰め込み教育は、確かに普通の話の3、4倍の知識を短時間で教え込むことができますが、考えさせるということをしません。
しかし実は江戸時代までは日本でも考えさせる教育が行われていた、という話です。アクティブ・ラーニングも新しいことではなくて原点回帰だと言えるのではないでしょうか。