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炎のオーラ

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教科書やプリントを読ませるとき、「静かになるまで読み始めない」というのは、大切ですね・・・え、常識?すいません、恥ずかしながら私、この大切な事実に、つい最近気づきました。

ざわついていたら「静かにしなさい」と言って、しばらく待つ。シーンとなったら、読み始めるよう指示する。これは、かなり効き目があります。その前まで騒々しくてずっと雑談のやまないクラスが、こんな簡単な対処で驚くほど静かになりました。

一歩引いて考えると、これは「習慣」の問題ですよね。「この先生の授業では、読むときは、静かにしなければダメなんだな」という習慣を、いわば「定着」させるわけです。

この「習慣定着」というやり方は、授業中に何かを読むとき以外の場面にも、適用できそうな気がします。例えば掃除、暴言、非礼行為といった事柄です。こういう事柄をきれいに処理できる人が「怒り上手」と呼ばれるのかな・・・

もう一つのポイントは、対応の仕方です。「何もせずに待つ」=「間接的に怒る」というのは、ひょっとしたら良い方法なのかもしれません。つまりどういう感じかというと、腕組みして教室をにらみつけ、その背中からメラメラと炎が立ち上る。そんな雰囲気を手軽に出せたらいいんですけどね(笑)