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やってられん!

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3時からレポートの採点を始めて、終わったのは夜の9時であった。休憩は、ほとんど取っていない。クタクタのボロボロになった。3クラス分なので、5クラス全部やったら10時間かかっていたことになる・・・ハッキリ言って、やってられない。

時間がかかることも苦痛だが、さらに苦痛なことに、この採点作業は、ツマラナイコトこの上ない。なぜなら、変化が、バリエーションが、ないからである。たまに面白いレポートもあるが、ほとんどはありきたりの内容で、ありきたりの同じコメントを何回も書き込むことになる。

コメントを書き込まずに評価だけ付けるという手もあるのだが、そうすると生徒は改善点がなんなのかわからない。コメントを書き込み、さらに返却時に1人1人アドバイスする。ここまでしないと、あとで自力でレポートを生徒が書き直すのは難しいだろう。

だが、全員ここまでしなければならないのだろうか?将来きちっとした報告書を書く機会がある生徒は、全体の3割もいないだろう(これはちょっと微妙)。丁寧にレポートの書き方を指導する対象は、一部の生徒だけでいいはずだ。

生徒全員にとって大切なことは、実験を成功させるインセンティブが設定され、実験からわかることがちゃんとわかれば、それで良いのである。なにも、カッチリとした報告書の書式を押さえることまで、できるようになる必要はない。

さあ、どうしたものか・・・