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レポートは高等技術?

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実は3週間近くレポートの点検をためていた。情けないことに、どう採点するかを決められず、なんとなく先送りし続けた結果である。決められなかった原因は、以前、あるベテラン先生に「どう改善したら良いかが明確でない採点は、意味がない」ということをアドバイスされたことである。おかげでどう返したら良いか、わからなくなってしまった。

結局、赤ペンでコメントを書き込んでから1人1人改善点を指示しながら返すことにした。廊下に机と椅子を出し、1人1人呼んでアドバイスする。いわば面談形式である。

やってみると、これは意外に良かった。面談形式だと、こちらのアドバイスが相手に入っていく手応えのような感じがある。ただし、時間はかなりかかってしまった。40人返すのに1時間まるまる使ってしまった。なんとも一長一短である。

その後、ベテラン先生にレポートについて聞いたところ、「レポートは高等技術だから、1クラスに5人、ちゃんと書ける生徒が育てば良いのではないか」という意見を頂いた。うーむ、確かに、そんな気がする。